ゴールを守る最後の砦でも、
グローブ選びを間違えると「止められたはずの1本」を逃します。
アディダスGKグローブはモデルが多く、
URGの違い、カット、手首の作りで性能と扱いやすさが大きく変わります。
この記事では、PredatorとCopaの違いから、
Pro・League・Trainingの選び方、
サイズの測り方、グリップを長持ちさせる手入れまでをまとめて解説します。
アディダス gk グローブの選び方|まず押さえる基礎

アディダスのGKグローブは、モデル名よりも「用途」「グリップフォーム」「カット」で選ぶと失敗しません。
試合で止めるのか、練習で回数をこなすのかで最適解が変わり、手の形や好みでフィット感も大きく変わります。
結論:迷ったら「用途・グリップ・カット」で決める
最初に決めるべきは用途です。試合用ならグリップ優先、練習用なら耐久性と価格のバランスが大切です。次にグリップフォーム(URGやSoft Grip)を選び、最後にカットでフィット感を調整します。迷ったら「試合用1双+練習用1双」の2双体制が最も安定します。
グリップフォームの基礎:URGとSoft Gripの考え方
アディダスの上位モデルではURG系ラテックスが使われ、グリップとクッション性を重視します。たとえばPredator ProはURG 2.0ラテックスのパームを採用しています。よりコスパ重視の系統ではURG 3.0や、練習向けのSoft Gripラテックスが選択肢になり、耐久性とのバランスを取りやすいのが特徴です。
カットの違い:ネガティブ・ポジティブ・ハイブリッド
カットは指の縫い方で、フィット感と操作感が変わります。ネガティブカットは指に沿うタイトな感覚で、素手に近いボールタッチが欲しい人向きです。ポジティブカットは指先に余裕が出て、ブロッキングの安心感が増えます。ハイブリッドは両者の中間で、フィットと面積の両立を狙えます。
手首の作り:ストラップ有無とエントリー構造
手首の固定はキャッチングの安定に直結します。ハーフラップのストラップは調整しやすく、初心者でも固定感を作りやすい一方、着脱に少し手間がかかります。ストラップレスは自然なフィットが魅力で、手首周りがすっきりしますが、サイズが合わないと不安定になりやすいので注意が必要です。
フィンガーセーブは必要?向いている人の特徴
指の反りを抑える保護機構(フィンガーセーブ)は、強いシュートが多い環境や、指のケガが不安な人に向きます。一方で、指の曲げ伸ばしが少し硬く感じる場合があり、投げる・掻き出す動作の繊細さを重視する人は好みが分かれます。まずは通常モデルで操作感を掴み、必要なら検討するのが現実的です。
使用環境で変わる:芝・人工芝・雨天の注意点
同じアディダスGKグローブでも、芝と人工芝では消耗が変わります。人工芝は摩擦が強く、柔らかいパームほど削れやすい傾向があります。雨天ではグリップが落ちると感じる人が多いので、プレー前にパームを適度に湿らせて粘りを引き出すのが基本です。練習は耐久寄り、試合はグリップ寄りが合わせやすいです。
価格帯の目安:試合用と練習用で賢く使い分け
目安として、上位モデルは試合で差が出ますが、毎回の練習で使うとコストが跳ねます。練習はTrainingやLeagueで回数をこなし、試合はProやPromo系で勝負するのが定番です。結果的にグローブの総費用が下がり、試合でのグリップも安定しやすくなります。
PredatorとCopaの違い|アディダスGKグローブの系統を理解
アディダスのGKグローブは大きくPredatorとCopaで雰囲気が分かれます。どちらが優れているというより、フィット感の好みとプレースタイルで「しっくりくる系統」が変わると考えると選びやすいです。
Predatorの特徴:パンチングとフィット感を重視
Predator Proは、URG 2.0ラテックスのパームとネガティブカットを採用し、試合でのパフォーマンスを引き出す設計です。さらにニットのバックハンドにシリコン要素を入れてパンチング精度を高め、ストラップレスのエントリーで手首を自然にフィットさせます。止めるだけでなく、弾く場面が多いキーパーに相性が出やすい系統です。
Copaの特徴:クラシックな操作感と安定感
Copa Leagueは、ネガティブカットで自然なフィット感を作りつつ、URG 3.0ラテックスのパームと、メッシュとラテックスのバックハンドを組み合わせた構成です。ハーフラップのリストストラップで固定しやすく、キャッチやスローの安定感を重視したい人に向きます。クセが少なく、乗り換えでも違和感が出にくいのが強みです。
どっちが合う?プレースタイル別の選び分け
パンチングやクロス対応で「弾く」頻度が多いならPredatorが候補になりやすいです。逆に、キャッチで落ち着かせたい、スローや配球の安定感を重視したいならCopaが合いやすいです。どちらもネガティブカットの選択肢があり、最終的には手の形と好みで決めるのが近道です。
レベル別おすすめモデル|Pro・League・Trainingの選び方
同じアディダスGKグローブでも、上位ほどグリップとフィットの完成度が高い一方、消耗は早くなりやすいです。練習量、試合数、環境を踏まえて「使う場所」を決めると、選択が一気にシンプルになります。
試合で勝負したい:Predator Pro(URG 2.0)を軸に考える
Predator Proは、URG 2.0ラテックスのパームとネガティブカット、シリコン要素付きのニットバックハンドなど、試合での信頼感を優先した設計です。ストラップレスのエントリーで手首がすっきりし、ボールに反応しやすい感覚が出やすいのも特徴です。試合で「止め切りたい」人の軸として検討しやすいモデルです。
コスパ重視で試合と練習:League(URG 3.0)を選ぶ
Predator Leagueは、パームにクッション性とグリップを備えたURG 3.0ラテックスを採用し、ニットバックハンドとハーフラップのリストストラップで安定感を作ります。練習と試合の両方で使いやすく、初めての上位寄りモデルとしても選びやすいです。固定感が欲しい人はストラップ付きが安心材料になります。
まずは練習で上達:Training(Soft Grip)で基礎を固める
Training系は、練習で回数をこなす用途に向きます。Soft Gripラテックスのパームは、クッション性とグリップ、耐久性のバランスを取りやすく、手首はハーフラップのストラップで調整しやすい構成が多いです。基礎練習で手に馴染ませ、試合用へ段階的に上げると失敗が減ります。
サイズ選びとフィット感|失敗しない測り方・選び方
サイズを間違えると、どんな高性能グローブでも力を出し切れません。きつすぎると指先が突っ張り、ゆるすぎるとボールがズレます。アディダスの考え方を基準に、まずは測り方を統一するのが大切です。
サイズの測り方:手の周囲を測って「切り上げ+1」
測り方はシンプルで、手のひらの主要部分の周囲(指や親指は除外)を測ります。数値を次の整数に切り上げ、さらに1を足した値が目安になります。たとえば7.5インチなら8に切り上げて、サイズ9という考え方です。左右差がある場合は大きい方に合わせるのが基本です。
少し大きめが正解:指先の余りがセーブを助ける理由
アディダスは、GKグローブは指先に少し余りが出るオーバーサイズ気味が良いと説明しています。目安は指先に0.5〜1インチ程度の余裕で、これがブロッキング時の面積と安定感につながります。ぴったりを選ぶより、試合の止めやすさ優先で考えると後悔が減ります。
フィット調整のコツ:インナーグローブ・テーピング活用
指先が少し余るのが気になる場合は、薄手のインナーグローブで調整するとフィットが上がります。手首が不安ならテーピングで固定感を補う方法もあります。ネガティブカットはタイトに感じやすいので、境目のサイズなら「一つ上げる」選択が安全です。
手入れと寿命|グリップを長持ちさせる使い方
アディダスGKグローブは、使い方と手入れでグリップの持ちが変わります。特にラテックスパームは汚れや乾燥で性能が落ちやすいので、ルーティン化すると結果的にコスパが上がります。
使う前に湿らせる:グリップを引き出す準備
プレー前にパームを適度に湿らせると、グリップを最適化しやすくなります。温かい水を含ませた布やスプレーで軽く湿らせるのが目安です。濡らしすぎると逆に滑ることもあるので、表面がしっとりする程度を狙います。試合直前のひと手間で安心感が変わります。
洗い方と乾かし方:手洗い・陰干しで劣化を防ぐ
使用後は汚れと汗を早めに落とすのが基本です。アディダスの製品ページでは、冷水での手洗いを案内しているものがあり、熱や乾燥機は避けたいポイントです。洗ったらタオルで水気を取り、風通しの良い日陰で自然乾燥させるとパームが硬くなりにくくなります。
保管と買い替えサイン:粘り低下・ひび割れ・縫製の緩み
保管は直射日光と高温多湿を避け、通気性のある袋やケースが無難です。買い替えサインは、パームの粘りが戻らない、ひび割れが進む、縫い目が緩んでフィットが崩れるなどです。練習用に降格して使い切ると、試合用の状態も長く保てます。
まとめ
アディダスgkグローブは、モデル名よりも用途・グリップフォーム・カットで選ぶと失敗しません。
試合で止め切りたいならPredator Proのような上位設計、練習と兼用ならLeague、回数をこなすならTrainingが現実的です。
サイズは手の周囲を測って切り上げ+1を目安にし、指先は少し余るくらいが安定します。
さらにプレー前にパームを適度に湿らせ、使用後は手洗いと陰干しでケアすればグリップは長持ちします。
まずは練習用と試合用の2双体制を作り、次の試合で安心して一歩前に出られる状態を整えましょう。
参考にした公式情報(内容根拠)
- Predator Proの仕様(URG 2.0、ネガティブカット、シリコン要素、ストラップレス等)。
- Predator Leagueの仕様(URG 3.0、ネガティブカット、ハーフラップストラップ等)。
- Copa Leagueの仕様(URG 3.0、ネガティブカット、ハーフラップストラップ等)。
- サイズの測り方・指先の余裕目安、湿らせる推奨(アディダスFAQ)。
- 使用前にフォームを湿らせる、手洗い(冷水)などのケア情報(アディダス製品ページ)。
